無知と無能の間に

無知無能者、固人之所不免也

基地外の和解

※タイトルに悪意はありません。あしからず。

沖縄県普天間基地移設問題で辺野古での埋め立てについて、政府が和解に応じて、沖縄県との交渉テーブルにつくことになった。

この合意について、沖縄の基地問題参議院選挙の争点にならないように、一時的に議論を棚上げしたという意図があると巷ではいわれている。

それ加えてに、アメリカ大統領選挙の結果次第で、辺野古移転が白紙に戻る可能性がでてきたという判断もあるのかもしれない。トランプ氏は沖縄からの撤退どころか、在日米軍の完全撤退(または100%の基地負担)を言い出している。クリントン氏は現路線の継承を言っているが、在日米軍を含めて海外に展開している米軍の配置を見直すことは避けられないだろう。

いずれにせよ、安倍政権は賢い。安倍氏が賢いかどうかは疑問だが、政権としては賢い。ブレーンが知恵をつけたのだろうが、失敗を避ける極めて優秀な官僚的な判断だ。安倍政権を倒すには、そうとうな策士でなければ実現できそうにないことは、確かだろう。