希望的観測をゴミ箱へ
さて、トランプ政権ができて1ヶ月も経過していないのに、驚くべきことが日々行われていて、びっくりする。
ここまでで分かったこと
以下の希望的観測は捨てたほうがいいということがわかった。
- 大統領の座につけば、少しは落ち着いて政権運営に取り組む
- 差別的発言はしなくなる
- 暴走して政権は4年持たずに辞任する
トランプ政権の人事
備忘録として、現時点でのトランプ政権の主要人事を書いておく。すごい。いままで築き上げてきたものを全部ぶっ壊すつもりだ。
国務大臣(日本の外務大臣に相当)
レックス・ティラーソン
エクソンモービル社のCEO。ロシアとのつながりが大きいとされる。財務長官
スティーブン・ムニューチン
元ゴールドマン・サックス幹部エネルギー省長官
リック・ペリー
元テキサス州知事。過去にエネルギー省を廃止を主張。司法長官
ジェフ・セッションズ
共和党上院議員。異人種間結婚禁止を主張していた過去あり。貧困家庭への食料援助削減を主張。教育長官
ベッツィ・デボス
アムウェイ創業者の息子の嫁で資産家(51億ドル)。公立学校廃止して私学校によるキリスト教原理主義に基づいた教育の復活を主張している人物。労働長官
アンディー・パズダー
バーガーチェーン「カールスジュニア」や「ハーディーズ」の運営をCKEレストランツ・ホールディングスのCEO。政府は労使関係に口出しすべきでないと主張。中小企業局長
リンダ・マクマホン
プロレス団体WWEの経営者の嫁
そして自称レーニン主義者で世界最終戦争開始論者でもあるスティーブン・バノン首席戦略官だ。リスク管理とは最悪の事態を想定することだが、核のボタンを押すことくらいは考慮に入れておくべき事かもしれない。使われるのが中東なのか東アジアなのかはわからないが、たぶん躊躇はない連中がボタンを握っているのは確かだ。